(AFP) –サッカーのブラジル代表スター、ネイマール選手がドリブルで相手をドリブルするときの脳活動はアマチュア選手の脳活動の10%未満に相当し、これは彼が自動操縦装置が作動しているかのようにプレーしていることを示唆していると日本の神経学者らは述べた。

今年2月にネイマールに対して実施された検査の結果、ネイマールのプレー中の脳活動は最小限であることが示され、このバルセロナのフォワードの信じられないほど天性の能力が示された。 「磁気共鳴画像で、ネイマールの脳活動がアマチュア選手の脳活動の10%未満に相当することが判明した」と内藤栄一氏は今週金曜日AFPに説明した。 「彼が行っているトレーニングの種類によって、遺伝が要因である可能性があります」と彼は付け加えた。

この研究結果は、今年初めに22歳の選手と他のバルサ選手に対して実施された一連の運動能力テストを受けて、スイスの学術誌『Frontiers in Human Neuroscience』に掲載された。情報通信研究機構の内藤氏は、スペイン2部リーグの選手3人と水泳の高性能選手2人も同じ検査を受けたと付け加えた。

内藤氏は論文の中で、この検査結果は「ネイマールが足を動かす際に、脳が運動皮質領域の非常に限られた神経資源を活性化しているという貴重な証拠を提供している」と結論づけた。ネイマールのバルセロナのチームメイトであるアルゼンチンのリオネル・メッシやレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドが同じ結果を示すかとの質問に対し、内藤は「彼らの技術とフットワークを考えれば、同様のレベルを示すと考えるのが妥当だろう」と述べた。

「脳活動の低下は負荷の軽減を意味し、その結果、(プレーヤーは)多くの複雑な動きを同時に実行できるようになります。これが彼に多くのドリブルを実行する能力を与えてくれると我々は信じている」と内藤は毎日新聞への声明で語った。

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